【エベレストも?!】こんな所までコロナの影響で禁止になっている

日常

コロナウィルスの感染者数は、世界規模で増加しており、各政府発表によると、2020年3月15日12時時点での、感染者数及び死者数は下記の通りとなっています。

(※感染者数上位10か国のみ記載)

国・地域感染者死亡者
中国80,8443,199
イタリア17,7501,441
イラン12,729611
韓国8,16275
スペイン6,391196
フランス4,49991
ドイツ3,7958
米国2,95157
スイス1,18511
英国1,14021
オランダ95912
スウェーデン9241
ノルウェー9071

日本は感染者数780人、死亡者数は22人となっています。

日本でも、音楽ライブが中止になったり、全国の小中学校が休みになったり、リモートワークを行う企業が増えたりと、クラスター感染を防止する取り組みがなされています。

このような取り組みは、日本だけではなく世界規模で行われています。そんな中で、こんなところまで規制されている意外なところを紹介したいと思います。

エベレストの入山禁止

言わずと知れた世界最高峰の山、エベレスト。山頂の標高は8,848mでネパールと中国の国境をまたいで連なっています。

ネパール政府は、2020年3月13日に、コロナウィルス感染防止のために、エベレストの登山を禁止すると発表しました。

エベレストってどれくらいの人が登っているのか

そもそも、エベレストのような過酷な山にそれほど多くの人が登るのでしょうか。

2019年は、今までで一番多く、885人が登頂したそうです。(2018年は805人)

ネパールからの通常ルートの場合、入山料金が100万円以上の莫大な費用がかかると言われていますし、その割に意外と多くの人が登っている印象です。

2019年の死者数が多い

登山者数は、近年は年を追うごとに増え、死者数は減ってきていたそうですが、2019年の死者数は、11人となっており、2015年以降最多となっています。
※2015年は、ネパールでマグニチュード7.8の地震があり、雪崩の影響で18人が亡くなっています。

2019年に死者が増えた原因は、山頂付近での「渋滞」が原因だそうです。
頂上付近はかなり酸素が薄く、多くの登山者は酸素ボンベを使用するそうですが、渋滞により足止めを食らい、酸素不足に陥る登山者が多かったそうです。

渋滞の様子の写真は下記サイトから閲覧できます。

ギャラリー:エベレスト、頂上付近の大渋滞 写真6点
頂上付近で登山者が大渋滞する写真が、議論を呼んでいます。しかし現場にいたベテランガイドは、渋滞そのものよりも、その背景にある大きな問題を指摘しています。独占写真を含む現場写真6点。

混雑に縁の遠そうなエベレストで渋滞というと意外ですが、エベレスト山頂は3畳ほどの広さしかないらしく、登山道も狭いが故に、数十人も一斉に集まればこのようなことになってしまうんですね…。

コロナの感染拡大を防止するためにエベレストの登山が禁止に

エベレスト登山はネパール側がメインの登山口になりますが、ネパール政府は3月13日に、コロナ拡大を防ぐためにエベレストの入山許可を取り消しました。
中国側にもチベットに登山口があるのですが、その前の段階で中国側も入山許可を取り消しており、双方の登山口が閉ざされたことになります。

コロナによる他の規制に比べると、1~2か月間で数百人しか集まらない場所に規制をかけるのはやり過ぎのように感じますが、エベレストのような過酷な環境下では、一度感染してしまうと救助も困難であるため、このような措置が取られたのかもしれません。 

イタリアでは外出禁止

イタリアは、感染者数に対して、死亡者数の割合が高く、3月10日から「不要不急の外出禁止」となりました。

日本でも、不要不急の外出は控えるように言われていますが、イタリアでは、薬局や食料品以外の小売店は閉められているそうです。

イタリアで死亡率が高いのは何故?

イタリアの死亡率が高いのは、高齢者が多いことが原因である可能性があります。

日本でも、亡くなられる方は高齢の方が多いのですが、イタリアは、ヨーロッパの中でも高齢者(65歳以上)の割合がトップクラスに多い国となっています。

マスク転売禁止

日本でも、2020年3月15日より、法律でマスクの転売が禁止になりました。

マスクを購入時より高値で転売することの他、マスク自体の値段はそのままで送料を高額に設定することも規制されており、転売ヤーの裏ワザ的なところもぬかりなく規制されています。

違反すると、 1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が科せられます。

ちなみに、この法律が制定される前の段階で、ヤフーオークションやメルカリでは、マスクの転売が禁止されていました。

実際にメルカリを見てみると、マスク自体の出品は確認できませんでしたが、「マスクの紐」や「マスクシート(紐の無い部分?)」の出品は多々見受けられました。いくつか詳細も見てみましたが、説明欄に「これはマスクではありません。」という記載があるものが多い印象です。自分で組み立てろということでしょうか…?これは法律に抵触しないのか疑問です。

終わりに

世界的に禁止になっている無数のものから、いくつかピックアップして紹介させていただきました。

感染拡大は落ち着く気配が無く、色々と制限されている中でつらいと思いますが、皆様も体調には十分にお気を付けください。

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