社会人になると色々なカタカナのビジネス用語が使われるようになりますよね。
意識高い系の言葉を実際の業務で連呼するのはちょっとキツいですが、こういう言葉って厨二ゴコロをくすぐるというか、なんか知るのが楽しくなりませんか?
心理学の本とかを読むと色々学べそうですね。
僕が最近学んだ言葉を少し紹介しようと思います。
バーナム効果
血液型の性格診断みたいに、多くの人に当てはまるようなことを言われたときに自分にも当てはまると勘違いしてしまう現象のことです。
占いで、誰にでも当てはまるようなことを言われて「すごい!当たってる!」って思うのはバーナム効果によるものが多いみたいですね。
関係ないですけど、Twitterでよく見る「診断メーカー」ってちょっと邪魔じゃないですか。それ自体を個々人で楽しんでいるのはいいのですが、そのせいでトレンドの上位に来てしまうと少しうっとうしく感じてしまいます。
プロスペクト理論
得した時よりも損した時の方が印象に残りやすいという心理的要素のことらしいです。
株やギャンブルでよく出てくる言葉のような気がします。
株は自分の買った銘柄の株価が下がり始めたら、損切といって早々に売るのが基本みたいなのですが(よく知らないので間違っていたらすみません…)人は損をするのが嫌なので、「また上がるかもしれない」と思って待ってしまう人が多いようです。
パチンコなどのギャンブルも、負け続けると「次こそは」という心理になってお金をつぎ込んでしまう人が多いものです。
確かに、会社から5万円の臨時賞与が出た場合でも、しばらくしてお金の入った封筒が見つかって「あー、こんなのあったなー」と気づくことがありますが、車の運転をしていてこすってしまい修理に5万円かかってしまったら、そのマイナスの5万円はなかなか忘れることができず、しばらく引きずってしまうと思います。
相互受動性
あまり聞かないし、そんなにカッコよい響きでもありませんが、言葉を知ってほしくてあえて取り上げました。
人は変化を嫌う性質があるそうで、自分が変化をするリスクを恐れてYouTubeなどで新しいことや楽しいことに挑戦している動画を見て自分がやった気になって満足しようとする心理のことだそうです。
YouTubeの動画を見続けてしまうのは相互受動性以外の要因もあるかもしれませんが、これは当てはまる人も結構いるのではないでしょうか。
僕も、一時期大食いの動画をよく見ていました。自分で持っていないゲームの実況動画も狂ったように見ていた時期もあります。
これは、自分で挑戦せずにやった気になっている状態なので、あまり良い状態では無いみたいです。
ストックホルム症候群(ストックホルムシンドローム)
人質を取って立てこもった犯人が、立てこもっている最中に犯人が事件を起こした経緯などを人質に話し、人質が犯人に同情するなどして犯人と心理的つながりを持つことだそうです。
1973年にストックホルムで起きた銀行強盗事件が元になっているようです。
犯罪はダメなことですが、小説などでも犯人に加担する家族や友達の描写がある作品もありますし、気持ちは分からなくもないですね。
終わりに
こういうのをまとめたら面白いかな、と思ったのですが、いざ書いてみるとあまり思いつきませんでした。
今後はこういう言葉に出会ったら追記していって、リストを充実させていきたいと思います。
コメント