今年こそは汚部屋から脱出!断捨離したい人向けの書籍紹介

片付け・整理整頓

こんにちは。突然ですが、僕は部屋の片づけが苦手です。世の中にはきれい好きな人もいて、本当に尊敬していますが、片付けが苦手な「隠れ汚部屋」の人も結構いるのではないかと思います。

また、近年は断捨離ブームから、多くのハウツー本が出版されています。あまりにブームのため、本を買わなくてもネットで検索すれば様々なお片付けブログが出てきます。

片付けをしたいのであれば、情報の取捨選択からスタートしなくてはいけませんが、今回は僕が個人的な主観で「良かった」書籍を紹介します。(あくまでも個人的な主観であり、売り上げや内容の濃さで選んでいませんのでご了承ください。)

これから片づけを始める人に向けたおススメ書籍3選

片づけられない女のための こんどこそ! 片づける技術 |池田暁子

この本はいわゆる「コミックエッセイ」といったマンガ形式の本です。

一番注目していただきたいのは、マンガなのに、汚部屋の様子がリアルに描かれている点です。

イラストなんだから、少しは見栄を張ってキレイめに描くことも可能なはずですが、そうはせず赤裸々に描かれている作者さんにも好感が持てます。

余談ですが、漫画『ちびまる子ちゃん』でまる子がお母さんに「部屋の片づけをしなさい!!」と怒られることがしばしばあります。

その時の部屋の描写は、本が数冊、ゴミがほんの少し散らばっているだけで、本気を出せば1分ぐらいで片付けられるような内容です。(それを見るたびに「汚部屋をなめるな」と毒づきたくなります。)

漫画だからデフォルメされるのは当然なのですが、池田さんの描く「汚部屋」は、初めて見た時に衝撃を受けました。

Kindle版も出ており、Kindle Unlimitedを契約していれば読み放題で見ることもできるのですが、衝撃の汚部屋は、冒頭で出てくるので、立ち読みでもそこまで読むことができると思うのでぜひ読んでみてください。

この本に出てくる掃除技術は、割と普遍的な内容だと思いますが、「こんな部屋にしてしまう人でも片付けられるんだ」という気にさせてくれるので、同じように人に言えないぐらい部屋を汚してしまう人にとって自信を取り戻すための本になると思います。

あなたの人生、片づけます|垣谷美雨

いきなり少し異色な紹介となってしまい申し訳ありませんが、この本はハウツー本ではなく、小説になります。この本を読んでも片付けスキルは上がりません。しかし、ほんの少し部屋を片付けたくなるかもしれません。

本の内容をネタバレしない程度に簡単に紹介します。

主人公は、片付けのスペシャリストの大庭十萬里さんというおばさんです。密かに有名になっていますが、『人生がときめく~』シリーズで有名なこんまりさんに比べるとパッとしない、と紹介されています。そんな大庭十萬里さんが依頼主の元へ訪問し、「人生から片付ける」 という内容になっています。依頼人は3人ほど出てくるのですが、3本のオムニバス形式となっているため読みやすいと思います。

息抜きの読み物としていかがでしょうか。

よく、「机の乱れは心の乱れ」といいますが、汚い部屋に住んでいると心がすさむ、というのは本当にあると思います。部屋が汚いから心がすさむのか、心がすさんでいるから部屋が汚いのか、卵が先か鶏が先か、という疑問の自分の中の答えは持っていませんが、部屋がきれいなら確実に心境にも変化があります。

ダメな自分を認めたら 部屋がキレイになりました |わたなべぽん

これもマンガで、池田暁子さんのと同系統の「片付けできない人の片付け奮闘エッセイ」といった感じですが、池田さんと共通して「片付けできないダメな自分を乗り越えて頑張る姿」が、売るためのハウツー本と違って読者の心境に訴えかけやすいのではないかと思います。

わたなべぽんさんは、池田暁子さんほどの汚部屋ではないのですが、使い捨てプラスチックのスプーンなどが捨てられないなど、片付けが苦手な人に共通しそうなことを乗り越えていっています。

おわりに

今回は、ハウツー本としてはマンガ形式のものを2冊ご紹介させていただきました。マンガだと読みやすいのでとっつきやすいというのもありますが、「片付けのプロ」によるものではなく、「片付けが苦手な人」によるものなので、読み手の方が共感しやすい内容なのがいいのではないでしょうか。

断捨離の本に「本を捨てなさい」ということが書かれていることが多いですが、Kindle版でモノを増やさずに読むこともオススメします。

自分の実体験も後々書けたら書いてみたいなと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました