初日の出の絶景スポットと出現確率が調べられるサイト、絶景初日の出NAVIの紹介

IT関連

あけましておめでとうございます。ついに2020年になりましたね。西暦の十の位が変わると全然違う時代になったみたいな気になります。

IT関連のサービスなどで実際に使ってみて便利だったり面白うなものを紹介していきたいと思っているのですが、今回はたまたま見つけてちょっと面白そうだなーと思ったWebサービスをご紹介したいと思います。

お正月にぴったり、絶景初日の出NAVI

この記事は元日に書いているので、もう初日の出には間に合ってないのですが・・・。このサービス、初日の出が見れる場所と確率を教えてくれるのです。

絶景日の出NAVI | 週末探検家 THE WEEKEND EXPLORER | MITSUBISHI MOTORS JAPAN
来たれ、週末探検家。8種類の日の出、あなたはどれを選ぶ? 3rd MISSIONは「日の出が生む絶景を、目に焼きつけろ」。息を飲むような絶景を、迎えに行こう。

使い方はとてもシンプルです。自分の現在地など、出発地点を入力して検索ボタンを押します。

そうすると、その地点から車で行ける初日の出スポットと、そのスポットで初日の出が見られる確率を天気などから算出してくれます。

面白いサービスですよね。実は絶景初日の出NAVIはシリーズ第3弾目のサービスなのです。今回はこのシリーズについて紹介したいと思います。

週末探検家とは

実はコレ、三菱自動車が制作している「週末探検家」というサービスなんです。

週末探検家 THE WEEKEND EXPLORER | MITSUBISHI MOTORS JAPAN
来たれ、週末探検家。MITSUBISHI MOTORSが実施・運営する絶景確率予測サービス「週末探検家」では、気象情報会社 ウェザーニューズとのコラボレーションにより、日本各地で見られる絶景出現確率を予測するシステム「雲海出現NAVI」「古典絶景NAVI」「絶景日の出NAVI」を公開中。

週末探検家には現在3つのサービスがあります。

  • 雲海出現NAVI
  • 古典絶景NAVI
  • 絶景初日の出NAVI

僕は、たまに登山をする関係から、雲海出現NAVIが出た時に「面白いサービスだなー。」と思ったので、雲海出現NAVIをメインに紹介したいと思います。

雲海出現NAVIとは?そもそも週末探検家とは

雲海出現NAVIとは、その名の通り、めったに見ることのできない雲海の出現確率を教えてくれるサービスです。

現在地で検索すれば、そこから一番近い雲海出現スポットを教えてくれます。スポットは、僕がこのサービスを知った2018年頃は数か所~十数か所しかなかった気がしますが、今は30か所ぐらいあるようです。

雲海は、ただ単に晴れの日だったら見えるわけではなく、複雑な分析の元に出現率を計算しているといいます。その点、最近出たばかりの絶景初日の出NAVIよりも高度な感じがしますね。

そもそも、何故三菱自動車がこのようなサービスを行っているのかというと、「ミシュランガイド」に近い理由だと思います。

ミシュランガイドは、ミシュランという会社が出している有名なレストランのガイドブックですが、実はミシュラン社は自動車のタイヤの会社です。

ミシュランガイドの目的としては、自動車での外出を促進し、タイヤの消費を増やすことであったと言われています。

雲海出現NAVIも、本格的な登山道を歩いていかないと到達できないような場所ではなくて、車で行けるところがスポットとなっていることから、ミシュランガイドのような目的で生まれたのだと思います。

しかし、このサービスを使って「高ボッチ高原で雲海が見えるぞ!よし!三菱自動車で車を買おう!」とはなりませんよね。車は欲しくなる可能性はありますが、三菱でなくてもいいですよね。なので、自動車の消費を促すというよりは、企業のブランド力アップのためという意味合いが強いのかもしれませんね。

個人的には、登山という観点で言えば、雲や霧が出ているよりは晴れている方が絶対いいので、雲海の出るタイミングを狙って山に登ろう、とは思わないため、やっぱりドライブ目的のサービスなんだなという感じがします。

第2弾:古典絶景NAVI

雲海出現NAVIの次に出たのが古典絶景NAVIです。

このサービスは、雲海出現NAVIと同様に、現在地もしくは目的地を検索して、そこから全国各地のスポットを調べることができます。今度の出現確率は「雲海」ではなく「和歌や俳句で詠まれた絶景スポット」の出現確率を調べることが可能です。

例えば、松尾芭蕉の有名な俳句で、

五月雨を
  集めて早し
    最上川

『おくのほそ道』より

というのがありますね。最上川は山形県の川なのですが、芭蕉がこの句を詠んだ時は、五月雨の降る梅雨の時期でした。

芭蕉が見た景色と同じ景色が見たい、と思ったら、さすがに梅雨の時期を狙って行くのは難しいのですがせめて雨の降っている時に見たいですよね。その当時の詠まれたときと同じ天気で見れる確率を教えてくれるのが「古典絶景NAVI」です。

僕は歴史の授業が苦手だったので、正直あまりピンときませんが、古典好きの人は結構いると思うので、そういう方たちにとっては、実際に行かなくてもこのサービスで色々検索してみるだけで楽しいかもしれませんね。

第3弾:絶景初日の出NAVI

3つ目の週末探検家シリーズは、かなり範囲を絞って「初日の出」の出現確率を出してきました。日の出は天気がよければ見えそうなので、天気予報とほぼ同じ分析でよさそうなので、今までのサービスよりは開発しやすそうですね。

しかし、絶対にお正月には間に合わせないといけないため、納期を遅れさせられないエンジニアの苦悩が想像できて少し胸が苦しくなります。

このサービスは、ただ単に全国の初日の出スポットを教えてくれるだけではなく、日の出の種類を8種類に分類しているのがおもしろいです。例えば、ダイヤモンド富士や海原に映る日の出などのスポットが検索できます。

絶景日の出NAVI | 週末探検家 THE WEEKEND EXPLORER | MITSUBISHI MOTORS JAPAN
来たれ、週末探検家。8種類の日の出、あなたはどれを選ぶ? 3rd MISSIONは「日の出が生む絶景を、目に焼きつけろ」。息を飲むような絶景を、迎えに行こう。

終わりに

こういうサービスって開発するエンジニアにとってはつらい面も多くあると思いますが、楽しそうだと思います。また、第2弾、第3弾が出ているということは、最初の雲海出現NAVIの評判が良かったのだと思います。こういう仕事ができたら楽しいだろうなと思いました。

また、最近はスマートフォンアプリにもなっているようです。(まだAndroidのみで、iOS版は近日公開予定だそうです。)

元々スマートフォンのブラウザでも使えただけに、アプリじゃないとできないこともあるのか・・・今度時間があったら検証してみたいと思います。

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